WIND AND SOUND Ⅱ

今日はＴａｋの誕生日。１４歳になった。

Ｔａｋおめでとう。
でも母は、ほんと～～～～にお金がなくて何も買ってあげられないよ(T_T)

ごめんよ…

ささやかなパーティーをしようにも、夜は塾だし、帰りは１０時だし。


昨日は、中学の吹奏楽の「アンサンブル・コンテスト」本番でした。
今年は残念ながら県大会には出場できず…

去年、県大会出場と聞いて、そんなに頑張ったのに、母は、Ｔａｋの部活のこと、全然軽く考えてたよと反省した。
なので、今年は仕事の休みをいただいて、見に行きました。
Ｔａｋたちの演奏は素晴らしかった、サックス部門ではダントツだと思いました。
行ってよかった。
まあ、細かいところ、いろいろあるとしても、楽器をやり始めて２年足らずでこんなアンサンブルができるなんてスゴイなと、本気で感心したよ。

正直いって、去年の演奏より全然良かった。
だけど、県大会出場ならず。
サックス部門は金賞でも県大会出場はナシなのでした。

すっごく残念で、がっかりだ。
本人はもっとがっかりしてることだろうな。
県大会用に、ソプラノのマウスピースを買うとまで言ってたＴａｋ。かなりいい感じに仕上がって、自信あったんだと思う。

Ｔａｋは今回、ソプラノサックスでアンコンに臨んだのでした。
いい音だったな。
校内合唱コンクールの指揮といい、Ｔａｋは、ひとりで自分なりに音楽を楽しんだり、頑張ったりしてる。
私が思ってるより、すごく成長してるじゃん。Ｔａｋのステージを見るたびにいつも思う。





１４歳って、難しいお年頃…
思春期だし、反抗期だし、、、、

私が勉強のことをうるさく言うと、必ず喧嘩になる、ヤな空気になる…

こんなに成長してるんだから、やる時にはやるって信じてやらなきゃだな。
いつが「やる」時かは、神さまだけがご存じ…ってことか、、、

うるさく言わなきゃいいのよね。とほほほほ、、、

昨日も、アンコンでめっちゃ疲れてるので、塾を休むと言い出した。
「なにいってんの！　それとこれとは別でしょ！　1日休んだらいくらお金をドブに捨てることになると思ってんのよ！」
…となってしまうわけです(-_-;)それは私の都合。
お祝いのステーキ肉と現金を持ってきてくれてたじーちゃんが、
「たっくん、頑張って行けよ、行かなイカンぞ。じーちゃんが送っていってやる」
…などと、優しく頑張れと言ってくれて、気を取り直して「自分でチャリで行く」ってことになったんだけど、
二言目には「勉強」、三言めには「お金がもったいない」と言ってしまう私。

感情が先走って、怒鳴り散らしてしまう私。とほほほほ、、、、

今日は、Ｔａｋはお友達とチャリでこの寒空の中、お買い物にいってきた。
昨日、じーちゃんとばーちゃんから貰ったお祝いのお金で、自分へのプレゼントにバックパックを買ってきた。
大金貰ってたけど、自分の分際をわきまえて使いなさいとだけ言った。
帰りの時間もうるさく聞かなかった。

家に帰れば口うるさい母がいるんじゃ、ホントにヤだろうな。

息子を信じて見守る母とならなければ。
…親修行も、かなり正念場となってまいりました。
自分が母親に反抗しまくったんだし、ついにお鉢がまわってきましたわ(ーー゛)







でっ、「誕生日なのに、今から塾か～～」といって、Ｔａｋは出かけていきました。
それも２０分も遅刻。
とりあえずぐっと押さえて送り出し、これから大掃除の序章であります…
帰ってきたら、今日は軽い夜ごはんで、明日から部活ナシのＴａｋと久々に語りをいれるとするか。


散りばめた画像は、今年の８～１０月頃のＴａｋだけど、今改めてみると、数ヶ月前なのに幼いなあ…と感じます。
思春期の心の成長は、ものすごい速度なんだろうな。
頼もしく迎え撃とうぞ(^_^;)