2009年10月19日
「信念」
昨日、ヴォーカリスト、森たか美さん主宰のチャリティーコンサート「希望」が、大盛況に終わりました。
以前にもご紹介させていただきましたが、北朝鮮の拉致被害者、横田めぐみさんのご家族と、個人的に親交のある、森たか美さんが、拉致問題早期解決に向けて、ひとりで立ち上がり、大勢の方々を協力者として巻き込んでのコンサート。
スタッフ、ミュージシャン、すべてボランティアで、これだけしっかりとしたコンサートを、ひとりで、しかも2年連続で開催するパワーは、素晴しいと思います。
私は、チャリティーコンサートは催したことがないけれど、自分で企画したり、依頼を受けたりして、PAのシステムのないところでゼロからのコンサートというのは、いくつか経験があります。
しかも主宰者でありながら、出演者として、バンドを率いるっていう点でも。
ひとつのイベントを開催するのに、どれほど大勢の方たちの協力が必要か、それを率いていくために、どれほどのパワーが必要かということは、じゅうぶんにわかります。
それが、音楽に携わっている上で、どれほど自分の励みになるかということも。
また、数日前には、書人、池田秋濤先生のギャラリー、NAYA-NANYAでの、サックスカルテット「クワチュールB」の、セカンドハンド、チャリティーコンサートが行われました。
NAYA-NANYAでのコンサートも、すべてボランティア。
目的はいずれも、人の絆を深め、人の輪を広げていくというもの。
ひとりの力は小さくとも、高邁な精神を持ち続け、信念を貫けば、人を集めることができる。そして、伝えることができる。
「自然に集まってくる」という表現とは少し違うと思う。
人を集めるには強い精神力が必要だと思う。
「汚れない、傷つかない精神」なんかないと思う。
聖人じゃないんだから。
汚れたり、傷ついたりしても、何度も洗ったり、メンテをしていくのだ。
その精神こそが、本当に尊いと思います。
このところ、自分のLIVEの準備の合い間を縫って、あちこちのコンサートや、催しに出かけてきて、とってもたくさんのことを吸収してきました。
音楽や、アートに真摯に携わっている人たちの心の底には、共通の思いや、価値観がある。
それは、ずっと以前から感じていることですが、商業的な利害を超えたところにあるもの、ことばを捜してもうまく言えない、でもその価値観で深いところで繋がっていることを、ぎゅぅぅぅぅぅっっっ!!と感じることのなんと多い、この数週間だったことでしょうか。
自分にもじゅうぶんな水遣りができて、ヨレてた体の中にもパワーが蘇ってきました~~♪♪
ひとつひとつのコンサートやイベントについて、TakaさんのLIVEにいったことや、リハのこと…あれもこれも、書きたいことたくさんあるけど、
今日は、走り書きで、とりあえずの記録ということで、いずれ改めて。
画像も、のちほどアップいたします。
さー次は、「祈り・実り・あんど LOVE」
あと2週間。がんばるよぉぉぉ~~~~~ん♪♪♪♪
Posted by TAKAMI at 10:28│Comments(0)
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